プロフィール

ドナルド・ウォマックは、作曲家として、オーケストラ、室内楽、独奏曲、そして声楽曲など80以上の作品を作曲して きた。作品は、アメリカ国内をはじめ、日本、中国、香港、台湾、タイ、イタリア、ドイツ、フランス、ポーランド、アルゼンチン、ニュージーランド、そしてヴァージン諸島、グアム、プエルトリコ等、世界中で演奏、そして放送されてい る。また、Akamai出版、 C.F.Petersコーポレーションによって、楽譜の出版も行われている。哲学と音楽の学士号をFurman大学にて取得後、Northwestern大学で作曲の修士課程を修め、博士号を取 得した。また、フランス・フォンテェンヌブローでのConservatoire Americain、バッファロー・フェスティバル、アス ペン音楽祭などの音楽祭にも参加した経験をもつ。今までに、ASCAP、 Meet the Composer、アメリカ音楽センター、 国際交流基金、 Argosy財団、アメリカヴィオラダガンバ協会、作曲家ソサエティ、 Sigma Alpha Iota, 全国作曲家協会、 芸術助成協会、オアフ合唱団、Tampa Bay作曲家フォーラム、ノースウエスタン大学、全国音楽教師協会、アメリカ弦 楽教師協会 などをはじめ、多くの団体から表彰を受けている。

最近においては、フルブライトの助成を受け、特別研究員として2007年より2008年まで日本に滞在し、日本伝統 楽器のグループであるオーラJの招聘によりコンポーザー・イン・レジデンスとして作曲活動を行った。 日本楽器および アジア楽器による作品は、アジア楽器のみの作品及び西洋楽器との作品、両方において東西文化交流の先駆的位置を占め る。ウォマック氏の興味は、作品への伝統的なアプローチを豊かにすることである。それは、彼の住まいがあるハワイに よって感化されたものであり、多文化交流の可能性を深める可能性を秘めた作品である。豊かな音楽言語、凝った音色、 書法を組み合わせること、そしてリズムによる複合的知覚を探ることにより、彼の音楽は、伝統的な、そして非西洋的な 要素、両方を持ち合わせる。そして、聴衆の直感的、感情的レベルに訴える事を目的としている。

もっとも顕著な例は、尺八、箏、とオーケストラによる協奏曲、「After」である。この曲は、えひめ丸事件の追悼曲と して、ホノルル交響楽団によって委嘱され、2006年に同楽団によって初演された。この作品は、2010年に、東京 都交響楽団により日本初演された。

今まで、50を超える助成、賞、委嘱を受ける中で、ウォマック氏は、 Sigma Alpha Iota Inter-American Music Awards、 the Leo M. Traynor Competition、 the Oahu Choral Society Composition Competitionにて1位を受賞し ている。加えて、1997年と2002年には、ハワイ州芸術文化財団により、個人に贈られる芸術フェローシップ Individual Artist Fellowshipsを受賞している。2度にわたって受賞した事は、あらゆる分野の芸術家の中で、初めての 快挙である。

過去に演奏された作品は以下のものを含む。
Tennessee Crossroads by the Louisville Orchestra
Violin Concerto – In questi tempi di Conflitto, by violinist Ignace Jang and the Honolulu Symphony
Emerald Sparks by the Honolulu Symphony
On Fields of Frozen Fire by the HonoluluSymphony
Out of the Blues by the Pittsburgh New Music Ensemble
Voices of Kalaupapa by the Honolulu Symphony Choru
Double Sided by Asia Ensemble with the Salzburg Mozarteum String Quartet
Walk Across the Surface of the Sun by AURA-J
O magnum mysterium by the Hawai‘i Vocal Arts Ensemble

録音作品は、Albany, Equilibrium, AkdangIban, Tokyo CMC 各レーベルをはじめ、ハワイ大学からもリリースされている。最近の録音である Walk Across the Surface of the Sun (Albany Records, 2010)は、日本楽器及び西洋楽器による8つの作品を収録している。

批評家による賞賛は以下の通りである。「ウォマック氏の作品はオリジナリティがあり、創造的で、独創性に富むと喝采を受けている」(東京・赤旗新聞)、「素晴らしく円熟して豊かである」(the Buffalo [NY] Daily News)、「特徴的で感動的、そしてエキサイティング」 (The Honolulu Star-Bulletin)、ヴァイオリン協奏曲については「力強い作品、印象的に練り上げられた作品で、聴衆の心の奥底に深く響く 。」 (The Honolulu Star-Bulletin) また、1998年5月発行 のアイランド誌には、ハワイ島の溶岩フィールドから着想を得たオーケストラ作品 On Fields of Frozen Fire の作曲について、また初演についての記事が掲載された。

アメリカ国内、またハワイのコミュニティにおいて、現代音楽を積極的に推奨しつつ、今まで多くの現代音楽の音楽祭やコンサートを監督してきた。1994年より、ハワイ大学教員として、音楽学部長を務めた経験もある。現在は作曲と音楽理論の教授として指導にあたっている。 (ウエブサイトwww.donaldwomack.com)

(翻訳佐藤容子)


小さいプロフィール

ドナルド⋅リード⋅ウォマックの音楽は、五大陸で演奏または放送された他、
フルブライト⋅シニアリサーチフェローシップ、ハワイ州アーティストフェローシップ(二回受賞)、Sigma Alpha Iota Inter-American Music Awards 第1位などを含め、今までに約100を超える助成、賞、委嘱を受けている。
作品は80を越えるオーケストラ作品のほか、室内楽、独奏曲、合唱や声楽作品に加え、日本、韓国、中国の楽器の為にも作曲している。主な作品は、交響曲、ヴァイオリン協奏曲、尺八⋅箏とオーケストラの為の二重協奏曲などである。
作品は、東京都交響楽団、 the Louisville Orchestra, the Honolulu Symphony, the Pittsburgh New Music Ensemble, Contemporary Music Ensemble Korea, アジアアンサンブル、 大友直人氏(指揮)、小泉和裕氏(指揮)、 David Stock氏(指揮)、カヤグム奏者として名高いJi-young Yi 氏、Yang Jing氏 (中国琵琶)、坂田誠山氏(尺八)、木村玲子氏(箏)、 Parry Karp氏 (チェロ) そしてソプラノ歌手Tony Arnold氏を含む音楽家によって演奏されている。 1994年よりハワイ大学の教員であり、作曲理論プログラムの主任教授である。(ウエブサイトwww.donaldwomack.com)

(翻訳佐藤容子)